よくあれを食べたら癌になる、これを食べたら病気になると、肉、小麦、加工食品など、様々なものに対して盛んに言われますが、薬品に対しては一切言われません。おかしいと思いませんか?本末転倒です。そんな取るに足らない食品を害悪のように喧伝する前に、命に関わる訳でもないのに毎日服用させられている、本来飲むべきではない薬品についての危険性を喧伝するべきです。
私たち人の人生、高々100年の間に、世間に出回っている食べ物を続けて食べたからと言って体に極端な悪影響を与えるとは考えられません。千年、万年と食べ続けたなら別かもしれませんが。むしろ好きなものを好きなだけ食べたほうがストレス軽減につながり、幸せではないでしょうか。ある程度栄養のバランスには注意しながら。
一方薬品は、頭ではわかりませんが、数分、数時間で体の至る所で激しい作用(体にとっては迷惑な化学反応を起こし、肝臓、血管など内臓に負担をかける)が生ずるのです。実はそれが主作用なのです。そしてそれが毎日続くことの危険性を気にするべきです。
そもそも薬品の効果とは副産物なのです。まず薬品は体の仕組みを阻害し(主作用)、阻害する部分は薬品によって異なります。その結果血圧を下げたり、コレステロールを下げたりなどの効果となるのです。出た結果が目的に合致すれば、それが効果と言っているに過ぎません。そして、その効果が出る過程は殆ど説明されません。だから薬害が起こるのです。
一度、服用している薬の名前で検索し、添付書の副作用、重大な副作用を見ることをお勧めします。その副作用がほぼ主作用なのです。いかに危険な物を飲まされているか知ることが出来ます。
因みに全ての薬品を否定するものではありません。耐えがたい苦痛、命に関わる場合は別です。その危険性を認識しても服用する必要がある場合があります。
そもそも薬は症状を和らげるために服用する物で、症状が治まれば止めるべき物なのです。食品のように毎日口にするものではありません。
兎に角、何が何でも血圧を下げなければいけない、コレステロールを下げなければいけない、血糖値を下げなければいけないというのは国内だけの話しであり、世界的に見ても異常なことのようです。
再度言いますが、血圧もコレステロールも、血糖値も日本以上に気にする国はないと言うことです。
それでも多くの人は元気に生きています。そして日本において、100歳で元気な人の血圧は200前後だそうです。つまり血圧が低いと100歳まで生きられたとしても自立できないと言うことです。
これほど薬を消費する国は珍しいと言うことです。それにもかかわらず、要介護者が増え続け、寝たきり大国と言われているのです。ましてや今後認知症患者が何人増えると予測できるのもおかしいのではないでしょうか?認知症患者を作る意図があるなら別ですが・・・。