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スタッフブログ

血流改善について

巷では血流改善を謳って様々な商品が出回っていますが、それは、血管が詰まっていないということが前提です。実は約10万キロに及ぶ血管は、あちらこちらで詰まったり破れたりしているのです。特に60才以降は頻繁に起こります。これは例外なく誰にでも起こることです。普段何事もないように過ごしていますが、それはその起こった血管障害を修復する仕組みがあるからです。血管が破れたところには、血小板などの血液凝固因子が血管内にかさぶた(血の塊)を作り止血するのです。そしてその間に血管壁を修復します。それが終わればかさぶたは必要ないので、次はプラスミンなどの血液溶解因子によりかさぶたが溶かされるのです。そして、血管は正常な状態に戻ります。

ですが、年とともに溶解因子は衰えてきます。つまり、かさぶたが溶かせず血管が詰まりやすくなるのです。結果、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすのです。ですからまずはそれに対する対策を行いましょう。