よく何かで血圧を下げるといいますが、薬以外に血圧など下げられるわけがありません。薬の場合、血圧を上げる物質を阻害するという根拠があるから、飲めば血圧が下がるのです。しかしその薬ですら下げることは難しいのです。なぜならば、体が下げさせないように反発するからです。つまり下げてくれるなということです。
血圧は自律神経によってコントロールされ、上げなければいけないときは上げ、下げなければならないときは下げるのです。この当たり前のことが自然にできるようにしなければいけません。必要なとき以外に血圧を恣意的に上げたり、下げたりするということは理にかなわないということなのです。
血圧は、年齢足す90と昔からいわれています。それは今でも同じです。ただあえて言われていないだけです。
そして100歳で自立できている元気な人の血圧は、156~220だそうです。くれぐれも下げ過ぎに注意しましょう。