私の義母が薬害に遭いました。横紋筋融解症です。歩行困難な状態になり施設に入らざるを得なくなりました。これが要介護認定の原因でもあったのです。そしてこれまでも立てなくなり入院を繰り返しましたが、その際は原因不明と言われてきました。
ですが私は気付いていました。何年も前から義母が頻繁に湿布を貼りだすようになりました。横紋筋融解が始まっているから薬の服用を止めるように、と義母に注意喚起してきました。薬の添付文書を見るとそれが示唆されているから解るのです。しかし医者は服用を止めさせません。義母も医者に言われたわけではないので聞き入れませんでした。私が根拠を示し、服用を止めるよう進言しているのに、医者と薬を盲信しているため聞き入れられないのです。
そしてこの度、再度立てなくなり入院、検査の結果横紋筋融解症という診断結果が出ました。この際、警鐘を鳴らします。
横紋筋融解症とはあまり耳にしないと思いますが、簡単に言えば筋肉が溶けるという病気です。つまり、正に医原病です。医療によって起こる病気です。
これは主にスタチン系のコレステロール値を下げる薬を服用し続けることで起こる症状です。その他、血糖値、血圧を下げる薬でも起こる可能性があります。添付文書に明記されています。一度、服用している薬を検索してみてはと思います。因みにこれらを服用中に、下半身のだるさ、筋肉痛などが起こる場合は、要注意です。
先日、紅麹の事件で騒がれましたが、実は同じ状態なのです。何故なら、スタチンの成分と紅麹の成分が同じだからです。紅麹の事件の時は腎障害で騒がれていましたが、横紋筋融解症の先が腎障害なのです。溶けた筋肉の色素が腎臓にたまり腎臓障害を起こすそうです。
このようなことは普通に生活していて起こることはありません。調べれば解ることですが、横紋筋融解症の原因として、薬剤、もしくは長時間筋肉が圧迫された状態が続くこと(例えば、地震などによりコンクリートの下敷きになるなどして起こる、つまり筋肉が圧迫により壊死していく状態でしょう)で起こるとされています。このようなことも滅多にに起こりません。つまり薬が原因なのです。