人生100年時代と言われ喜ぶ方も多いと思いますが、現代の人が今の生き方で、たとえ命が100年あったとしても、100歳まで自立できるとは思えません。
因みに、日本における要介護者、要支援者は、65歳以上3590万人中、約718万人だそうです。つまり約5人に一人が認定を受けていると言うことです。
また80歳以上では要介護者の7割を占めるそうです。これからも想像できると思いますが、100歳に近づくほど要介護者は増えていきます。つまり100歳まで命があったとしても自立できない人が殆どだと言うことです。
そして早い方は、65歳から80歳までに要介護者、つまり自立できない状態になっています。
100歳まで生きられると喜んでいる方は、これを聞いてがっかりするでしょう。しかし、メディアでは元気で100歳まで生きられるかのように吹聴します。
100歳まで生きることより、命ある限り自立し、元気でいることの方が大事なのではないでしょうか?元気で自立できている100歳を超える、あるいはそれに近い年齢の血圧は200前後だそうです。
つまり血圧を無闇に下げていれば、晩年、介護生活になる可能性が非常に高いと言うことです。