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スタッフブログ

何故、認知症を4種類に分けるのか?

皆さんも耳にしたことがあると思いますが、認知症と言っても、血管性認知症、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など大体4つに分けられています。

そもそも4つに分類する意味がわかりません。なぜならば、原因は同じだからです。ところが、それぞれの症状で様々な理由をつけています。症状は結果です。原因ではありません。

血管性認知症は血管が詰まることが原因であり、これが直接的原因です。そのため脳神経細胞が壊死するのです。

アルツハイマーはアミロイドβが蓄積することが原因とされ、レビー小体型はレビー小体というタンパク質が蓄積することが原因とされ、前頭側頭型では脳が萎縮することが原因とされています。しかし、血管性認知症以外は、原因ではなく、二次的現象にすぎません。つまり認知症を患った後の現象でしかないのです。その時点で元には戻りまさせん。

認知症になる前に、認知症にならないように、対策を施さないといけないのです。つまり認知症の初期段階である血管性認知症に対する予防が全てと言っても過言ではありません。

それは血流障害、特に血栓症予防です。血流が弱まったり、途絶えると当然、役目を終えた不要なタンパク質は排出されず、蓄積するのです。前回詳しく説明しましたが、特に60歳以降では、老化により血管が詰まりやすくなるのです。60歳以降で2人に1人が、そして70歳以降では、殆どの人に隠れ脳梗塞が出来ると言われています。しかしこれは老化なので、何もしなければ抗えないのです。

上記のアミロイドβは健康な人の脳内にも存在し、神経の伝達に関わっているようです。レビー小体タンパクは神経伝達の調節に関与しているそうです。つまり両方とも必要なものだと言うことです。役目を終えたこれらのたんぱく質は、血流が正常であれば、スムースに排出され、蓄積することはないのです。

何故、不要なタンパク質が蓄積した後に着目し、蓄積しないようにすることには目を向けないのでしょう。

それは恐らく薬が関係していると思われます。つまり前者に対処する薬があり、後者に対処する薬がないからでしょう。多くの病気は薬ありきです。薬が先か病気が先か?薬を服用させるために、あえて根本原因から目をそらさせようとしているようにしか見えません。だから無限に認知症患者が増えるのです。

そして血栓に目を向けたところで、緊急時の場合のみの血栓溶解薬はありますが、普段使用できる血栓を溶かす薬がないからでしょう。それならその薬を使えばいいとおもうかもしれませんが、これは紙一重で血管を損傷する場合があるので緊急時にしか使用出来ないのです。

はっきり言って、一度認知症になれば、後戻りは出来ません。年齢も重ねますので進む一方です。だからならないようにすることが重要なのです

認知症の予防は、脳梗塞、心筋梗塞などの血栓症を含め、「血栓予防」です。これに尽きます。これしかないと言っても過言ではないでしょう。