私達の体は、常に良い状態を保つために、様々な機能が働きます。逆に言えば体に起こる様々な弊害を自力で治せると言うことです。その根本が血流です。つまり血流さえ害するようなことをしなければ、最大限自然治癒力が働き、多くのことを解決するのです。
そのためには時間がかかります。それが待てないため、安易に薬に頼る人が多いようです。一時的な使用であれば、さほど悪影響はないかもしれませんが。継続使用する方が多いようです。しかしその多くは自然治癒力を邪魔することになるのです。むしろ完全に治らなかったり、更に時間がかかることになり、また思いもよらぬ違う結果を引き起すことにもなり兼ねません。それが薬の副作用（主作用ですが）と言われるものです。
私達の体に起こる、様々な反応には意味があるのです。例えば、痛みは危険信号です。それ以上体を動かすなと言うサインです。発熱も、体内の有害なウイルスを死滅させるためです。血圧を上げることは、免疫力を高め、体が思うように動くためであり、血管が詰まらないように、血液の固まりを溶かし、流すためでもあるのです。
このように体の機能、防衛システムを駆使して健康を維持しているのです。そういった体の機能に逆らうようなことをし続けていれば、体の正常な判断を失わせることになり、ひいては自らが、不健康（病気）に導いていると言うことになるのです。
体の仕組みを理解し、できるだけ自然に過ごすことが、健康寿命を延ばす秘訣です。
