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スタッフブログ

それ、薬害かも?

中高年以降で、足に力が入らず、弱々しく歩いている人をよく見かけます。そしてその多くの人は、年のせいだと思い込んでいるでしょう。私の義母も老化のせいだと勘違いし、結果薬害であったことが判明しました。

その全てと言ってもいいかもしれませんが、殆どの人が、降圧剤、スタチン系コレステロール低下薬などを服用していると推測できます。義母もそうでした。

何故か?その答えは、その薬の添付文書に記載されています。重大な副作用の欄に、横紋筋融解症と明記されています。一度検索してみてください。薬の添付文書は服用者の道しるべと言っても過言ではありません。

横紋筋融解症とは、筋肉細胞が壊死し、歩けなくなるという症状です。そしてその先には、壊死した筋肉細胞が腎臓にたまり腎不全、あるいは心不全(心臓は筋肉です)になり死に至るケースもあります。

つまり、あの話題になった紅麹事件と同じ経緯をたどる可能性があると言うことだそうです。何故なら、紅麹の成分は、スタチン系のコレステロールの成分と同じだからです。紅麹事件は起こるべくして起こったのです。

ここまで言ってもピンとこない人のために、特にスタチン系のコレステロール低下薬など、添付文書に横紋筋融解症と明記されている薬を服用している人は、紅麹服用の被害者と同じことが起こる可能性があるのです。紅麹を恐れる一方で、コレステロール低下薬は平気で服用する。これ矛盾していませんか?

そのような薬を長年服用し、筋肉の痛み、足に力が入らないなどの症状が出たら、それは薬害の可能性が高いのです。お気をつけください。

私の義母(79歳)は長年、添付文書に横紋筋融解症と明記されている4種類の薬を服用し続け、横紋筋融解症と診断されました。明らかに薬害です。それから施設に入り車椅子生活です。10年以上前から薬を止めるよう再三進言してきましたが、聞き入れませんでした。そのとき薬を止めていたら今でも元気に歩いていたでしょう。後悔先に立たずです。