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スタッフブログ

認知症について3

巷では様々な認知症の予防策が紹介されていますが、その多くは認知症の原因を老化とするもので、間違いとは言いませんが、的は射ていません。だから認知症患者が減らないのです。それどころか増え続けるのです。これは認知症に限らず、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症についても同じです。認知症も含め多くの病気は血栓が原因となるのです。つまり血の固まりです。高血圧ではありません。そして血管が詰まった場所により病名が異なるのです。因みに眼、耳、鼻も、外的要因を除いて血流次第です。

では認知症はどうすれば予防できるのか?それは先ほどの血の固まりです。この血の固まりを溶かすことが出来るか否かです。

普通若い人ならその作業は難なくこなせますが、ある程度の年齢になると血液機能、特に線溶因子の機能が衰え、血液の固まりを充分に溶かせなくなるのです。これが血栓症の始まりです。先ずは毛細血管から詰まり出します。いわゆる隠れ脳梗塞です。これを高血圧が原因だと誤解し、血圧を降圧剤によって下げると本来血の固まりを溶かし流す血流の勢いが更に弱まり、取り返しのつかない状態になるのです。