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血栓症の原因の矛盾について

ほとんどの病気の原因に、高血圧が入っていますが、それではいくつかの矛盾が生じます。なぜならばそれは正しくはないからです。

例えば、脳梗塞や心筋梗塞など血管が詰まる現象についてですが、これは低血圧により血液の流れが悪くなる、あるいは弱くなるから詰まりやすくなるのです。その血栓症を高血圧が原因とするのは無理があります。むしろ高血圧には血栓(血の塊)を溶かし、流す役目があるのです。

脳出血など、血管が破れる現象であれば、高血圧が原因で説明がつきます。(タンパク質豊富な食事により血管が破れることは、昔に比べ激減しています。つまり現代人は血管壁が強いと言うことです。)血圧に耐えきれず血管が破れたと。しかし、血管が詰まる脳梗塞などの血栓症は、正反対と言っていいほどの現象です。それが同じ原因である訳がないのです。ですからその逆は低血圧です。これは物理です。物理は嘘をつきません。

物理的に考えれば説明がつくことです。血圧を、水圧や電圧に例えて考えてください。少し物理に見識があれば解るはずです。

現代は栄養状態が良いので、血圧が高くても血管が破れることは殆どないようです。むしろ血管が詰まることの方が多いのです。それは血圧を下げるからです。