健康で過ごしたい、と願わない人はいないでしょう。しかし、その健康を維持する方法は果たして正しいでしょうか?願いが強いばかりに、過度に様々なことに取り組む人も少なくないと思います。
残念ながら、これまでの経験から、多くの人は少し道からそれているように感じます。これまで多くのお客様と接してきて来ましたが、多くの人が、その手段が健康に良いと信じて、感覚的に行っています。信じることは大事なことですが、しかし健康維持は信仰ではありません。基本的な物理と道理を理解して行うべきだと考えます。つまり、体の仕組み、その手段の作用の仕方をある程度理解すると言うことです。
薬を飲むこと、機能的な食品、サプリメントを飲むこと、運動、食事など様々考えられますが、何が正しいのでしょうか?少し考えてみましょう。
まず薬ですが、これらは現在生じている症状を和らげることはできますが、病気そのものを根本から治すことはできません。ましてや健康維持のために使用するというのは以ての外です。できるはずがありません。本来薬は耐えがたい症状を和らげるために使用するものであり、耐えられるのであれば使用しない方が、体のためなのです。そして症状が和らげば止めなければいけません。飲み続けると、体に元々備わっている大事な機能を損ないます。それがいわゆる副作用です。実はそれが主作用なのですが・・・。薬に対して寛容になりすぎているので、若い人の薬品中毒(薬品依存症)が引き起こされ、その結果取り返しのつかないことになってしまうのです。
サプリメントにおいては、あれが足りないこれが足りないと言ううたい文句で流布されていますが、現在の飽食時代に、何か足りない、と言うことがあるでしょうか。戦前戦後、あるいはそれ以前であれば必要だったでしょう。思い込みで摂取すると過剰過剰摂取になりかねません。ほどほどに。
健康維持は基本、食事と運動だと思います。できるだけ好き嫌いを減らし、タンパク質重視の食事、適度な運動、快眠、快便、ほんとうはこれだけで健康は維持できるのです。余計なことをしなければ・・・。少なくとも重大な病気には至らないはずです。
そして本来人間に備わっている免疫機能を良い状態で維持し続けることが非常に大事なのです。そのためには、詰まりにくい、破れにくい血管を作り血流を維持し、体温を高めに保たなければいけません。つまり血流が全てです。
今一度考え、より健康に過ごせる体作りを心がけましょう。