昨今、栄養面においてあれが足りないこれが足りないと、やたら言いすぎのように感じます。そして健康不安を煽られ、それに踊らされて健康のためにと、様々なものに飛びついてしまう。一度冷静になって考え、想像してみてはいかがですか。飽食時代の現在において足りないものがあるのでしょうか?
今から数千年前、狩りをして生計を立てていた時代に健康不安という概念があったのでしょうか。生きるためだけに、今日食事にありつけるか否かのみ考えていたのではないでしょうか。いわば野生動物と同じです。むしろ昔の人たちの方が、圧倒的にあれやこれやが足りていないのです。しかし、その時代でもなんとか元気に生き、命を繋いできたからこそ現代の私たちがいるのです。逆に言えば現代人には足りないものはなく、昔の人より健康不安を感じる必要はないはずです。むしろ型にはまらず、好きなものを食べ、ストレスの少ない状態で、好きに生きることが元気で長生きする秘訣だと思います。